果樹園日記
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2012年4月28日(土)
西洋蜜蜂の分封(分蜂)
分封群をゲットしました。日本蜜蜂に比べて気性が荒いです。防具を身にまとい、それでも隙間からの進入を許してしまい・・・鼻二箇所、後頭部一箇所刺されました。
アレルギー反応がでなかったので一安心・・・。でも、一苦労してのゲットは喜びもひとしおです!!
桃の花は4/28〜4/29が満開のようです。
2012年4月22日(日)
開花
建物に囲まれた風当たりの弱い桃の畑で開花したのが4/18。通常の畑の開花が4/21頃でしたので、昨年に比べて7日遅れています。今後の気温が高めで推移しますので、満開は4/29〜5/1頃かな。例年のデータから算出すると、暁星は7/25前後から、あかつきは・・・えっ!!8/6前後からの収穫?遅すぎる・・・。
2012年4月12日(木)
摘蕾作業終了
低気温のために果樹の生育が遅れておりますが、3/30から始めた桃の摘蕾(てきらい:蕾取り)作業が終わりました。現在、農作業は例年の軌道に乗り、順調です!!
2012年3月28日(水)
農作業一段落
剪定作業、剪定枝の片付け・・・原発事故のため、ここまで仕事が遅れました。果樹の木の除染作業に携わっていた分の遅れです。例年より気温がかなり低いために、功を奏し生育が一週間程度遅れており、気持ち的には助かりました。しかし、今年は農作業が忙しいために自由時間が少なく、子供達との過ごす時間も限られました。
今日は、幼稚園と小学校の先生方の離任式です。いろいろな制限がある中、本当に大変な一年だったと思います・・・24年度はよりよい年になりますように。
30日からは、アグリサービスの方達と、いよいよ摘蕾(てきらい)作業が始まります。
2012年3月15日(木)
剪定作業あと少し
JA管内(集落単位)の果樹の木の除染作業のために遅れていた剪定作業も、あと1週間程度となりました。総会や学校行事など多忙の時期でもあります。家庭菜園や苗木植えも予定しておりますので引き続き大忙しです!!
2012年2月29日(水)
剪定作業の遅れ
約一ヶ月程度、JA管内(集落単位)の果樹の木の除染に携わっておりましたので、剪定作業が若干遅れております。
昨年に比べると10日程度の遅れまで取り戻しましたので、3/20頃には終了出来るのではないかと。
桃の摘蕾作業(蕾取り)が3月末からの予定ですので例年通りの作業に間に合いそうです。
まったく・・・余計な心労ですよ・・・
2012年2月20日(月)
腕のしびれ
この剪定の時期はいつものことながら・・・腕がしびれています。職業病ですね。夜中にはあまりの痺れに目が覚めることもしばしば。
木の除染のために約一ヶ月剪定作業が遅れていましたが、ウズベキスタンからの研修生に教えながら、そして一緒に作業をしたので、少しは取り戻すことが出来ました。気を緩めることなくこのまま邁進していきます!!
2012年2月3日(金)
剪定開始
自分の地区ではありますが、昨日、樹木の除染が終了しました。肝心の結果は収穫してからはっきりしますが、以前の状態に少しでも早く戻れるよう期待しているところです。
早速、今日からは遅れを取り戻すべく剪定作業に・・・と行きたいところですが、除染作業終了の安堵感からか、いまいち気合が・・・から回りしちゃっています。数日はこんな状態でしょうかね・・・
2012年1月22日(日)
樹木の除染中
JA伊達みらい管内では、年末から引き続き、生産者が中心になり果樹樹木の除染を実施中です。カッパ、長靴、ゴム手袋、マスク、ゴーグルの装着を基本とし高圧洗浄機と三脚などを使っての作業です。ここは平野部なので高所作業は比較的楽ですが、山間部は落下などの危険を伴います。風邪をひいた人やケガ人も出ているようです・・・細心の自己管理や注意を要する作業ですね。
当地区は、2月上旬ころに作業完了予定ですが、今までの除染作業に携わってきた分、農作業が遅れることになります。その期間約1ヶ月です。その遅れを取り戻すべく人件費の補償は?
2012年1月4日(水)
新年に向けて
2011年は、大震災に加え原発事故により福島県の農業は大打撃を受けました。
東電や国がどの程度まで考え、そして対応するのかというラインも見えてきました。
果樹の木に関わらず除染に関しては、金銭面での補償はあるが、肝心の人的補償はほとんどないということ・・・つまりは生産者や住人達が直接除染に携わるということ。「金さえ出しておけば・・・」と言う問題ではないと思うのだが。
農業に関しては、賠償問題にしろ果樹の木の除染にしろ一番頼りになるのがJAだったということ。まあ〜窓口が身近な部分もあるが・・・県の機関も、もっともっと親身になって考えてもらえることを願う。

そのような中、これほどまでに応援してお引き立てくださる方々がいらっしゃるということをしみじみと感じ、2012年の希望や自信へと気持ちの変化もありました。一時期は、このまま路頭に迷ってしまうのではと度々思うこともありました。

これからの福島県は、農業に限らず学校や笑顔の絶えない家庭を以前の状態に一早く戻せるよう努力していかねばならない使命がある、この現実と向き合って我々が頑張っていくしかないのだなと・・・。

当園におきましては、色々なご意見を参考にしながら、出来る限りのことは色々と実施していく所存でございます。
2012年も当園に限らず福島県の農作物のお引き立ての程よろしくお願いいたします。
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