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【春の様子・作業】
桃の摘蕾作業風景 |
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奥に見えるのが福島吾妻連峰 |
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ももの花とミツバチ |
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りんごの花とミツバチ |
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りんごの花とミツバチ |
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りんごの花 |
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ユスラウメの花 |
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日本スモモ(プラム)の花 |
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西洋スモモ(プルーン)の花 |
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摘蕾とは(つぼみを取る作業)・・・桃の摘蕾方法 |
摘蕾の作業は、開花・授粉後の果実第一肥大期における細胞分裂の大小に影響を及ぼしてくるため、大玉の果実生産には欠かせない作業になっています。桃以外の果物でも同じことは言えますが、品種により残す蕾の数を変えて摘蕾をします。しかし、実留まりの悪い品種は、蕾の数を多く残すか摘蕾作業は控えるのが一般的です。
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桃の摘蕾前 |
桃の摘蕾後 |
実留まりの良い品種は、20cmの結果枝に4〜5個の割合で蕾を残します。
桃の場合は下向きの蕾を残しますが、先端の蕾は障害果になる確率が高いのでなるべく取ってしまいます。 |
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桃の摘蕾前 |
桃の摘蕾後 |
実留まりの悪い品種は、下向きの蕾だけを残したり、摘蕾を避けたりして蕾の数を確保します。 |
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樹にとって、花を咲かせることはかなりのエネルギーが必要であり、その前に蕾を摘んであげることは、前年度からの貯蔵養分の観点からしてもその後の葉や枝の展開や果実の生育に流用していくことと考えられます。 |
摘果の作業・・・桃の摘果方法 |
人差し指大ごろから作業は始めますが、実が親指大の大きさになったら摘果をすると、障害果の見分けが付くので良い実だけを残すことができる利点があります。欠点は、桃の硬核期(種が硬くなり始める時期)前までに摘果作業を終えなければならないことです。硬核期は不安定な時期なのであまり手を掛けないようにします。急激な養分移動などが起きると、核障害や生理落果を助長してしまうことになります。
硬核期が過ぎ、種が完全に硬くなったら更に障害果などの桃を修正摘果します。この作業は収獲まで続きます。
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桃の摘果前 |
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桃の摘果後 |
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写真は実留まりの悪い品種なので摘蕾はしていません。
桃は品種により、しっかりとした良い実が生ったり、左の写真のように不揃いの実が生ったり、いろいろな性質を持っています。 |
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ここまでくれば一安心。日に日に大きく育っていくのがわかります。 |
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摘蕾→仕上げ摘果→修正摘果→収獲というように順次作業を進めて行きますが、一枝に20〜30個の蕾があったとしても最終的に残すのは一枝1〜3個です。はじめの摘蕾の時に1〜3個にしてしまえばいいと思いがちでしょうが、核割れなどの障害を引き起こす原因にもなりますし、葉・枝・樹の状態、更には時期を考慮しながら徐々に取り除いて行き、最終的に選りすぐりの「ひと果実」を育て上げていきます。 |
苗木の植え方 |
どんな苗木でも、植物の根が休眠期に入っている秋か春に植えるのが一般的です。寒い地方は凍害などの心配がない春植えがいいでしょう。しかしながら春植えよりも秋植えのほうが土と根の活着はいいです。 |
@苗木の根を広げたときよりも若干大きな穴を掘ります、炭を敷き込むと根張りが良くなります。(炭は土の5%程度) |
A写真上部の接木テープを取り除き、根を広げて水をたっぷり入れます。 |
B台木に接いである苗の場合は、台木が全部くぐらない様に注意します。果樹の種類にもよりますが3cm〜7cm位出します。 |
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C根と土に隙間ができないように土を細かくして入れ、写真のようにドロドロの状態がベストです。 |
果樹苗の場合ですが、その果樹に適当な高さの芽の上から切り戻すのが基本です。 |
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苗木を植える土壌ですが、ブルーベリーのように酸性土壌を好む植物もあれば、砂泥地を好む植物もあったり、それぞれ色々な性質を持っていますので、よく見極めてから植えつけましょう。
尚、肥料は、よく葉が展開してから(5月中旬〜6月初旬)施肥するようにしましょう。くれぐれも、広げた根っこの外側に(鶏糞)施肥してください。根が肥料で焼けて苗木を枯らしてしまうことがあります。 |
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